さくらん。

久し振りに「永瀬の会」*1出陣です!
冒頭、土屋アンナさんらが客引き(?)してる遊郭のシーンで早速登場♪
が・30秒くらいですぐいなくなってしまいました★
え!?これで終わり!?この為にわしら観にきたのか?
って、そんな訳はないんですがぁ♪後でまた出てきましたけどね☆
そう思っちゃうくらいの出かたでびっくりしちゃいましたわ。
まぁ結構多いんですけどね。そういうカメオ出演ての?みたいなやつ。
でもこの映画、そのカメオ出演がホント豪華でした!


永瀬さんのシーンの次の場面に出てきたのはなんとkyon2!
危うく元夫婦ニアミスするとこでした。ドキドキ。
kyon2の出番も正味1分くらい?
メインキャストにクレジットされてる椎名桔平さんも菅野美穂さんも実際はそれほど出てきませんでした。
それぞれ序盤・終盤の要の役ではありましたけどね。
小栗旬さんも出てたらしいけど私気がつかなかったもん。ゴリはわかったけど。
そして何より気になったのはエンドロールに混じってた「じじ・ぶぅ」の文字(笑)
そういやサブリミナル的に入ってた気もするな…。師匠猫ひろしもいたりして?


しっかし、女優陣。妖艶でしたわ〜。
美の競演。つかもうバトルでしょ。火花みえるっつーの。
土屋あんなさんもさすがBeautifulでしたけど、ここはやはり菅野美穂さんでしょう。
ほんっと綺麗でなまめかしかったです。かなりエロかった。
からみのシーンあるんですが、凄い迫真の演技で乳みえちゃうんじゃないかと心配しました。
でも、思い出してみたら菅ちゃんて昔ヌード写真集だしてたよねそういえば。
私の中では清純派イメージと向井千秋で止まってたからギャップにドキマギしちまっただよ。
めちゃくちゃカッコよかったです。真の女優さんなんだねぇ…。
木村佳乃さんも素敵だった〜。
華やかさの中の儚さ、悲しみが滲みでていて切なくなっちゃいました…。
木村さんの花魁の恋仲の役が永瀬さんで、こっちもからみのシーンあるんですが、
これまた体あたりって感じの生々しさ。
菅ちゃんのは快楽・こっちは破滅と、対比になってるのかなぁとも思いました。
対して、土屋アンナさんは非・現実なんですよね。
顔はもちろんのこと、衣装も行動もありえないくらい派手でスタイリッシュで。
Hシーンも幻想的に処理されちゃってて、やっぱりアレってわざとリアリティない感じにしてるんですかね。
蜷川さんの映像とか安野さんの原作の感じって、結局こういうアート系の世界がメインですもんね。
おしゃれにリアルも理屈も必要ないんすよね。
そういった意味では他に考えられないくらいアンナさんはこのポジションにバチーッ!はまってましたね。
リアルに人間くさい菅野・木村vs理屈抜きでおっしゃれ〜!なアンナ。
てな対比構造もひそんでいたのかしら?


後特筆すべきは映像の色鮮やかさ!
画面が変わるたびにバックに華が活けてあるんだけど、それがとにかく素敵です!
カラフルな映像とパワフルな音楽とラジカルな遊郭世界と。
蜷川実花さんと椎名林檎さんと土屋アンナさんと、
3者がすご〜くいい感じに融合していてると思いました。
こんな映画は日本でしか作れないんじゃないかな。
日本人の美的センスはやっぱり最高だよなぁ…。
そしてその象徴はやっぱりさくらなんだよなぁ…。
早くさくら咲かないかなぁ…。
それにしても、女は強いわ(苦笑)

*1:永瀬正敏さん好きの友人との集い。会員数3名。