300(スリーハンドレッド)

こーゆう戦闘モノとかみてて、まず思うことは
「んなワケねーだろっ」ってことなんすけど。
なんでメインキャストの人達だけ無傷で周りの奴らだけバタバタ死んでくんだとか。
死ぬにしたってものすご劇的な展開で死んだりとか。
そもそもあんな時代の武器じゃ人1人切ったらボロボロになって使い物になんねーだろとか。
って、そんなことはいいっこなし?まぁここはひとつ見て見ぬふりで。


え〜あとはですね。300人のスパルタ男達の、
「かに腹」が見事だったわぁ♪
役者さん達、映画の為にトレーニングして腹筋割ったそうですが。
私には到底辿り着くことのできないそのゴールに
仕事の為なら行けてしまう役者さんの集中力ってのはホント尊敬します。


ストーリーを通して感じたのは、
男ってやっぱバカで愛すべき生き物だなぁ〜ってことかなぁ。
例え我が身を滅ぼすことになろうとも、己の誇りや美学を貫き通す姿は
ある意味愚かかもしれないけど、なんと気高く、かっこいいことだろう。
でも現実結局はは最後に生き残るのは、保身の術に長けた利己的でヤな感じの人間であり、
そして最後に残ったものが「勝ち」ってことになっちゃうんだよねぇ。
生きる為に屈することも厭わないのか、自由を守る為に死を選ぶのか。
う〜ん、どっちが正しいともいえないけどね。
やりたくないことをやっても日々安定した生活を送れるのがいいのか。
やりたいことをやれるけど、中々上手くいかずに苦しい生活を送るのがいいのか。
きっと多分己の幸福度でいったら後者の方が高いんだろうけど、
私の生活は完全に前者だね。
かっこよく生きたいとは思うけどね。
でもかっこよけりゃ全てよし。ってワケでもないし。
う〜ん…。大事なのは…信念…なのかなぁ?
仲間や家族を守るためにあそこで誇りを捨てて服従したとしても
それはそれでアリな選択だとも思うし。
自分の身を守る為に誇りや仲間を売っちゃうのはナシだろうと思うし。
どっかのコロッケ工場の社長さんみたくなっちゃうもん。


ま、とりあえずこの映画の中では男達の生き様・死に様はとってもCOOL!!でした。
因みに王妃もめっちゃカッコよかったです。
世の軟弱な男共はこの映画観て自分の生き様見直してみてほしいと思います。
私も自分にとってナニが一番大事なのか見つめなおして、
信念もってかっこよく生きていきたいです。


なーんてな。また考えすぎた。まぁボチボチいきますわ。
そんな考えなくてもフツーにスカッとチャンバラ楽しめるよ♪
映像のカッコよさもGOODです☆エンドロールまで見てね☆