告白。

やっと観てきました。


面白かった。


ていうか。。。。


怖かったよ〜xxxxx


独りで観にいかないでホント良かった。
あやうくデスノートをイッキ読みした時みたく
3日間引きこもりになるとこだったww


なんていうか。。。
言葉で説明なんてできないんだけど。
バイオレンスなシーンなんかよりも、
人間のどうすることもできない内なる衝動っていうか、
あんまこの言葉使いたくないんだけど、「心の闇」ってヤツが
なによりも恐ろしい。
何故ならそれは自分の中にもあるからね。
ありえないような展開ではあるんだけど、
でも妙に生々しく、リアルな残酷譚でした。


自分があのクラスの生徒だったらどうしただろ?
もうどちらかといえば親側の年齢になってしまった今となってはわかんないけど
でも彼らの、当事者でさえも他人事のようなあの感じは
なんとなくわかるような自分もいたりするw
何故だか昔家庭教師してた
エヴァ世代で酒鬼薔薇世代の女の子を思い出してしまったよ。
あの子は今どんな風に生きてるのかな。。。


そしてまた中島監督の
時にPOPで、時に叙情的な映像の美しさが
思春期の残酷さをより際立たせていたと思ったな〜。
無邪気の恐ろしさ。
それとは対照的に松たかこや木村佳乃パートでは
生々しく悲劇が描かれていたような気がした。
大人は現実が怖いってことかなとも思ったけど違うか。
よくわかんないや。
しかし木村佳乃は悩み苦しむ役をやらせるとホント綺麗だなw


結局、「これが私の復習です」ってのは
愛する者、自分の庇護者を自らの手にかけさせる。
ってことだったのかな?まぁそれだけではないんだけども。
中学生相手になんちゅう究極なことをwww
私も「もし親が殺されたとしても、犯人が死刑になればいいとは思わない」
っていっておかんを激怒させたことがあるけど、それは
「死んじゃったらそれで終わりだから、死ぬ以上につらい目に延々あわせてやる」
って意味なんですが、正直これみてそんなことできんと思ったわw
これ相手と同等に自分が辛すぎる。先生の未来ももうないよな。
たとえ罪に問われなかったとしても。
一応先生としての理論武装というか、
「命の重さ」を説くみたいな部分もみせるけど
最後の「な〜んてね」 で 全てぶち壊し。
お先真っ暗。
この世の中にいいも悪いも正義も悪も
許すも許さないも希望も絶望も
な〜んもありゃしない。
この世は全てかりそめなのです。(C)野爆く〜ちゃんw
おや?だんだんデスノート読んだ時の感想みたくなってきたw
勧善懲悪の二元論に終始しないのが
日本の文化やエンターテイメントの好きなところではあるんですけどね。
流石にちょっと救いがないかな。
映像が好きなテイストな分見やすかったけど。


この映画、好きだけど、なんだかちょっと気持ち悪いな。
最終的にそんな感じの気分です。












な〜んてねw