「遠くの空に消えた」

うん。う〜ん。。。。
ごめんなさい。これはちょぉーっと、肩透かしくらった感じですねぇ…。
子供達の夏の思い出を綴ったファンタジーものかと思ってたら
そーでもなかった…。あれ?こんな内容だったの?
う〜ん…。なんかなに描きたいんだかよくわかんなかった。


映像はまぁ、ノスタルジー感漂ってて夏らしくていいかな、とは思ったけど。。。
でもあの寺山修司風味のアヴァンギャルドな味付けはいったのかなぁ?
ちょいちょい挟んでくるウケ狙い(?)っぽい演出もスベリ気味だったし。


ストーリーもイマイチわからなかった。
てか、余計なエピソード挟みすぎて書き込みが足りない印象かな?
大人達の世界に気ィいっちゃって、子供達に感情移入できなかったっていうか。
一瞬子供達のピュアさに触れてググッ!とくるんだけど、
その後すぐワケのわからないシーンに変わっちゃって興ざめしちゃう感じでした。
サワコ先生のくだりなんていらなかったと思うんだけど。
どんな意味があったんだろう?素人にはテンでわかりまへん。。。
いっくらファンタジーだっつてもリアリティなさすぎはどうなんでしょうかね?


大後寿々花ちゃんなんて出番コレだけ?ってぐらいしか描かれてなくて
男の子達が何故彼女の為に奇跡を起こそうと思ったのか、
何故あーゆー行動に出たのかがイマイチ伝わって来なかったです。
故に、クライマックスも取り立て爽快感が感じられなくて困ってしまいましたさ。
彼らの気持ちが理解できないのは、私がピュアな心を無くしてしまったからなんでしょうかね?
汚れっちまった悲しみに。。。。?


役者さん達は個性派揃いでそれぞれいい味だしてたのでよかったんですが。
今回一つ発見したのは、長塚圭史さん。
ドランク塚地さん・鎌鼬山内さんの系統に連なる
私に似てる人顔だったんですね(笑)初めて気づいた★
その昔好きだったカッシーこと柏原兄を久し振りに見れたのもよかったでやんす☆
だからこそ初まりは「ラブレター」の胸キュン☆テイストを期待したんだけどね。。。


ま、行定監督、次回作「クローズド・ノート」ですか?
観にいくかはわかんないけど、とりあえずそっちに希望を繋げとこうと思います…。